夏風邪


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 鍼灸治療の先生による東洋医学健康コラム            2001.07.09

                東 方 健 聞 録
                  第 12 号
                「 夏風邪 」の巻

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==== Index ===========================================================

01: やっかいな夏風邪
02: ひきはじめの風邪にきくツボ

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●やっかいな夏風邪

 治ったはずなのに。。。。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり。こんな状態がかれこれ
 1ヶ月は続いている。

 夏の風邪は完全に治りきれずに、ずるずるとひきずって辛いものですよね。

 冬なら、温かい生姜酒や甘酒を飲んで、暑いぐらいのお布団に入って眠れば、汗を
 たくさんかいて一晩で治せてしまう症状も、夏風邪の場合、体はゾクゾクするのに
 気温が高いからなおさら体温の調節がとれなくなってしまうのです。

 そこで、ちょっと風邪をひき始めたかな? と言うあなたに、東洋医学的
   “風邪入りて邪気溜滞する” というツボを温めたり刺激して、早期治療で嫌な
 風邪をやっつけてしまいましょう。


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●ひきはじめの風邪にきくツボ

 『 風門 』(フウモン)
 第2胸椎の出っぱりの下。左右両肩の高さで首を前後すると動く、頚椎(首の骨)
 の1番下のくぼみから胸椎2個が下がった所のさらに左右親指1本半外。

 “風の邪気”がここから入って風邪を引き起こすとされています。
 お灸ができれば1番よいのですが、1人ではできないので、このツボの周りをドラ
 イヤーで温めれば、開いた門が閉じて風邪をシャットアウトしてくれるという特効
 薬的ボです。

 『 風池 』(フウチ)
 首の後ろの中央のくぼみから左右親指2本分外の所。

 風邪が(風門)から体の中に入って、ここで「 池 」のように溜まるところといわ
 れています。親指もしくは中指をたてて、ツボに対して垂直に左右同時に押すと、
 熱を出さずに治ってしまいます。


 夏でもスーツ姿の男性にとっては、オフィスになくてはならない、冷房。
 でも、これも原因の一つ。現代病の大御所、『 クーラー病 』は、「 夏風邪 」を
 招くだけでなく、女性を女性疾患にもおとしめることになるのです。
 男性の皆さん、この時期オフィスの冷房に当たりっぱなしで、ひざ掛け使用の女性
 がいたら、冷房をちょっと弱めてあげたり、窓をあけて、空気の入れ替えなんかし
 てあげれば、夏風邪も防げますし、かなりポイントアップになるかもしれませんよ。

 『 たかが夏風邪、されど夏風邪。夏を征するものは一年を征する 』ここを乗り越
 えれば恐いものはないといって過言ではないと思います。
 お大事にしてくださいね。。



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