秋は冬の使者


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 鍼灸治療の先生による東洋医学健康コラム            2001.10.09

                東 方 健 聞 録
                  第 24 号
               「 秋は冬の使者 」の巻

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==== Index =============================================================

01: 体が冷えてしまったら
02: 冬が来る前に今から冷え性対策を

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●体が冷えてしまったら

 「 秋は冬の使者 」・・・秋のさわやかな気候は私たちをアクティブな気分にさせ
 てくれ、寒さを感じるのはまだ早いような気がします。しかし、冬の寒さを連れて
 くるのが秋。意外に冷えるこの時期、冷え対策は万全ですか?

 スポーツの秋といえば野外観戦。観ているだけでも一緒に歓喜を共にするのはまた
 格別なものですよね。
 しかし、コンクリートの足場に簡易イスは何時間も同じ場所でじっとしていると
 気づかぬうちに身体の芯まで冷やしてしまいます。他にもオフィスなどで長い時間
 デスクワークをして冷やしてしまっている方も多いのでは。
 寒い冬が来る前にご自分で改善しておきましょう。

 「体の冷え」
 血液の循環が悪く、体内で作られる熱の量が少ない人は、手足や腰などが冷えやす
 い状態になっています。ほとんどは、血液の循環をコントロールしている「自律
 神経」のバランスが崩れてしまったときに起こります。
 自律神経は、寒さ・暑さに合わせて血管を収縮・拡張させ、放熱を調節することで
 体温を一定に保つ働きをします。ホルモンバランスの乱れのほかにも、ストレスや
 栄養不足、貧血などにより、正常に働かなくなってしまった時に冷え性は起こり
 ます。

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●冬が来る前に今から冷え性対策を

 【三陰交】(サンインコウ)
 内くるぶしの上、指幅 4本分。冷え性やのぼせ以外に更年期障害、生理痛、むくみ
 にも効果があります。

 【行 間】(コウカン)
 足の第1趾と第2趾の間で、皮膚のきめが足庭の白色と足背の赤色とに別れる境目
 にあります。指圧で刺激するよりもお灸のほうが効果あります。

 冷え性を改善することは、生理痛や生理不順など女性疾患を防ぐポイントになり
 ます。

 ツボ押し以外の対策法として・・・

 1.下半身浴(37〜39℃のぬるいお湯にゆっくりと汗がでるくらいまでつかります。
   (ぬるめのお湯は熱いお湯と違い副交感神経を興奮させて、からだを芯まで
    温めてくれます)
   但し、熱い湯に短時間の入浴では湯冷めの原因になるので注意して下さい。
 2.厚手の靴下や下着の着用も効果的ですが、からだを締めつけない下着などを
   つけるようにして下さい。また足に負担がかからない靴を履くのも冷え性対策
   になります。

 東洋医学では「冷えこそが全ての病気の原因をつくっている」とされています。
 血行が悪いことによって起こる冷え性は、生理周期とも深い関係がありホルモン
 バランスが崩れることで自律神経にも乱れが生じ、特に女性は冷えやすい身体に
 なってしまうのです。

 気持ちのいい秋晴れの日には、少し薄手のセーターで出かけたいものですが、夕方
 は気温が下がります。帰り道のために一枚上着を持って出かけるようにしてくだ
 さい。冷え性対策を上手に行い、今年の冬は快適に乗り切れるようにがんばりま
 しょう。




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